
吉本新喜劇の島田珠代(55)が19日、東京・IMM THEATERで行われた「東京グランド花月」初日公演と取材会に登壇した。
大御所から人気の若手が出演し、漫才やコント、吉本新喜劇などを披露。新喜劇ではおなじみのギャグで客席を沸かせつつ、熱演で引き込んだ島田は「やっぱり東京でやる新喜劇はギャグギャグ…みたいなものが多いんですけど、今回は大阪でやってる笑って泣いてっていうちゃんとしたお芝居の新喜劇を持ってきたんじゃなかろうかと。おすすめでございます。すごくいいお話です」と熱弁した。
新喜劇の座長の酒井藍(38)は島田の熱演ぶりに「珠代姉さん普段いっぱいギャグされてるイメージあるんですけど、最後お芝居で締めてくださってて。ほんまの話なんですけど、最後の珠代姉さんの真剣なお芝居の時、永作博美さんに見えました」と笑いを誘いつつ絶賛。島田も酒井の劇中の熱唱シーンを振り返り「松たか子さんに見えました」と互いをたたえ合った。
東京と大阪の観客の違いについては、島田は「東京のお客さんの方がすごい優しい。大阪は結構厳しいよね?」。酒井も「厳しいときあります。嫌なことあったんかなーって。基本的に優しいんですけど」と笑いを誘った。
さらに酒井は「東京のお客さまに受け入れてもらえるのかなっていう気持ちはあったんですけど、いつもすごい優しいんですよ。本当に東京のお客さんがウエルカムで。舞台終わった後、来てくださったお客さまの家へ一軒一軒回ってお礼しにいこうって話してた」と笑顔。ロングコートダディ兎(36)は「東京って意外と広いから」とツッコみ、堂前透(35)も「坂道も多いから」とうなずいた。