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ザ・ぼんち、円熟の漫才で2回目の「漫才大賞取ります!」芸道55周年ツアー開催


55周年ツアーに意気込むザ・ぼんち (左から)NON STYLE石田明、井上裕介、ザ・ぼんちのぼんちおさむ、里見まさと(撮影・阪口孝志)

お笑いコンビ、ザ・ぼんちが19日、大阪市の吉本興業本社で、芸道55周年記念単独ライブツアー「漫才はとまらないッ」の記者会見に出席した。

ザ・ぼんちは高校の同級生のぼんちおさむ(72)と里見まさと(73)が72年に結成し、73年にデビュー。80年代の漫才ブームに乗り、最高月収860万円を稼ぎ出すほど大ブレークした。一時解散後、2002年に再結成。昨年は「THE SECOND~漫才トーナメント~」に出場し、最終決戦に駒を進めるなど円熟の芸を披露している。

55年の芸歴で意識していることについて、まさとが「笑ってもらうに越したことはないけど、絶対に品がなかったらあかん。そこだけは注意してやっている」と話せば、おさむは「悩んでる人、気持ちが沈んでいる人が、一瞬でも『イヤなこと忘れた』と思って笑ってくれたら。10~20秒でもいい、それだけで僕は幸せ。温かいのが好きですね」と語った。

それだけに、まさとはTHE SECONDでの活躍について「ものすごい感じてる。アゲンストの時代が長かったから。先輩たちや友達から連絡いただき、一般の方の書き込みを見てても、すごい6分間やってんなと思いますね」と反響の大きさをかみしめた。

そんな2人の姿勢に、NON STYLE石田明は「カッコいいですよ。この年で誰よりも声を出して」。THE SECONDの前には、なんばグランド花月で出番が一緒になり、マネジャーにタイムキーパーとなってもらって、漫才の尺の微調整をしている姿を目の当たりにしていたという。「やっぱりすごいなと思いつつ、でも、生で見るとただただ笑わせてもらえる。アホやな~って思えるのがすごい」と敬意を表すると、おさむは「アホやな~って、それがすばらしいほめ言葉なんですよ」と喜んだ。

今後に向けて、おさむは「神棚に『80~90になっても元気よく舞台ができますように』ってお願いしてます。体がどうなるか分からないが、気持ち的にはいつまでも舞台に立ちたい」。

一方、まさとは「数年前から覚悟だけはしてます。舞台に出て『ちょっとキツいな』という絵面であったり、笑いが取れなくなったり、セリフが出てこなくなったり。そうなる前に漫才は線を引きたいと思っている」と漫才に向きあう覚悟を示しながら、「ザ・ぼんち、漫才大賞取ります!」と、81年以来となる2回目の上方漫才大賞の大賞受賞に意欲を燃やした。

ツアーは10月26日のなんばグランド花月を皮切りに、12月14日にルミネtheよしもと、さらに、来年1月~2月には台湾でも行われる。

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