
20年「第62回グラミー賞」で史上最年少の5冠に輝いた世界的歌手、ビリー・アイリッシュ(23)が16日、さいたまスーパーアリーナで、3年ぶりの単独公演「HIT ME HARD AND SOFT:THE TOUR」を行った。
全世界で総再生数100億回超えの最新アルバム「ヒット・ミー・ハート・アンド・ソフト」を引っ提げたワールドツアー中で、フルセットをそのまま再現。360度ステージで同アルバム収録の「ランチ」「チヒロ」などを披露。「ハロー、トーキョー!今夜の調子はどう? 」と呼びかけた。
日本での単独公演は、22年8月に有明アリーナで開催した「Happier Than Ever The World Tour 2022」以来。「みんなのこととっても恋しかった。3年ぶりの公演で戻ってこられてうれしい。来てくれて本当にありがとう!」。代表曲「バッド・ガイ」、「バーズ・オブ・ア・フェザー」などで4万人を熱狂させた。
親日家で「いつだって歓迎してくれる優しい国。遠く離れた場所でも私が存在することを知ってくれてるなんて夢みたい。いつだってみんなのために戦うし、立ち上がるし、みんなが必要とする時の声にもなる。みんなのためにそばにいるよ」と語りかけた。オープニングアクトを務めたYOASOBIにも「素晴らしかった」と感謝した。
公演は17日も同所で行われる。