
開場19周年を迎える大阪・天満天神繁昌亭で15日、記念公演の詳細が発表された。
「天満天神繁昌亭 開場19周年記念特別公演」と題され、9月15日に3公演(朝、昼、夜)が開催される。朝には笑福亭鶴瓶、桂米団治ら、昼は月亭八方、笑福亭仁智ら、夜には桂文枝、桂春団治らが出演予定。落語の他、繁昌亭にまつわる秘話もトークショーとして公開される。
同公演の編成委員を務める露の都(69)桂慶枝(64)は「繁昌亭がオープンした当時、何を話してもドッカンドッカン笑いが上がった。定席のすごさを実感できた」「当時を知らない若手には、繁昌亭の歴史を学んでほしい」と特別公演の意義を語った。
所属事務所や一門の垣根を越えてはなし家が集う場ができたことで「文枝師匠や鶴瓶さん、文珍師匠から直接アドバイスをいただいたり、気さくにコミュニケーションが取れてありがたかった」と都。
当日は朝9時30分から繁昌亭で記念の鏡開きを行う予定で、上方落語協会の笑福亭仁智会長、桂米団治副会長らが参加する。