
ライブ配信サービス「SHOWROOM」の前田裕二社長(37)が9日放送のフジテレビ系「土曜プレミアム 明石家さんまと日本の社長」に出演。小学生時に月10万円稼いだギターでの弾き語りを明かした。
前田社長は8歳のときに両親が他界。兄とともにホームレス生活を送ることになったと明かした。前田社長は路上の弾き語りで月10万円稼いだことを明かした。
前田社長は「作った曲を弾くとなかなか立ち止まってくださらなくて、みんなが知ってる曲を歌う。もう1個大事だったのは、流行ってる歌というより、すごい古い歌を歌う」と明かした。
さらば青春の光森田哲矢は「お金をくれそうな世代が知ってそうな(歌)」と納得した。前田社長は「まさに。それと、質問してくれるんですよ。弾き語りやってて一番苦労することは、(人が)近づいてこないんですよ。みんないない人かのように通りすがっていく。話しかけてもらうって一番重要で。『小っちゃいのになんで吉幾三知ってるの』とか、『小坂明子なんで歌ってるの』とか。『あなた』を歌ってたんですけど」と語った。
前田社長は「最初はゆずさんの歌とか、19って当時流行っていた。そのときに入れてもらうお金って多くて100円とかで。これじゃ本当に日が暮れてもお金増えないので。すごい覚えているんですけど、村下孝蔵って『自分の思い出の歌なんだよね』って言ってくれた方がいて。そのとき瞬間は聴いたこともないから。覚えて1週間後に歌うと泣いてくださる。泣いてくださる方は1万円とか入れてくるんで。100円を集めるよりは1万円1発をを10人とか。この作戦がいいって思って。もう1個共通項に気付いたのは酔っぱらいの方は気が大きくなってすごい入れてくれる。スナックとかバーの前で歌うと、出てきた方絶対話しかけてくれる。スナックとかから出てくるとまだカラオケの余韻が残ってらっしゃるのでまだ歌いたい。『なんでそもそも君はここで弾き語りしているの』って聞いてくれる。よくぞ聞いてくてましたと。こちとら8歳で両親が亡くなっているのでと。だんだんコツがつかめてきて、定期的に来てくださる方もいらっしゃって」と語った。
森田は「このときの投げ銭をヒントに現在のSHOWROOMが誕生した。これをネットでやればいいんだっていうのを思いついて今やっている」と解説した。