
歌手石川さゆり(67)が9日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。親交あるイチロー氏(51)の“驚きのこだわり”について明かした。
石川は、イチロー氏が石川の代表曲の1つである「天城越え」を登場曲に使用した縁で親交を持つように。それからは年に1度は渡米し、イチロー氏の試合を観戦していたという。
ある時、友人の歌手矢野顕子(70)と一緒にフィラデルフィアまで応援に行き、「2日間、試合を拝見したんですよ。(イチロー氏が)お食事に連れていってくださって、一緒にご飯を食べにいってくださって。1日目にイタリアンに行って…。『うれしかったね』って矢野さんともお話しして…」とその日を終えた。
「次の日も応援に行って、(イチロー氏が)『ご飯に行きますか?』って誘ってくださったので、『行きましょう』って」と、翌日も再び3人で食事に行くことになった。
ところが、「なんかね、通る道が違う感じがするんですけど、同じような景色に変わったんですね。『どこに行くんだろう、きょうは何を食べるのかな』って思ったら、(前日と)同じところに止まるんです」。
結局イチロー氏が入っていったのは、前日とまったく同じイタリアンレストランだった。
「きのう来たばかりのお店なんですね。(イチロー氏が)メニューを見て、同じものを頼むんですよ。で『いつもここで食べているのと、味が違った』と…」
イチロー氏は、前日に出された料理の味に納得しなかった様子。そこで、事前に店側に意見を伝えており、「『きょうはおいしいはずです』って。で、食べて『うん、おいしい』って…」と、味を確認して納得していたという。
イチロー氏のこだわりぶりに、石川は「正直言って、2日続けて同じ店は…」と苦笑。前日との味の違いについては「おいしかったんだと思いますけど、そんなに違いは…」と笑っていた。