
女優森香澄(30)が18日、東京・港区のテレビ朝日本社で、この日放送開始の金曜ナイトドラマ「奪い愛、真夏」(金曜午後11時15分)取材会に出席した。
あの“愛と葛藤のドロドロキュン劇場”が8年ぶりに金曜ナイトドラマ枠に復活。最新作はさらに熱く、激しく、かつ繊細に奪い合う愛の根底に息づく心の機微を奥深く描写する。森は、高橋メアリージュン演じる社長夫人空知未来の妹、山上花火を演じる。
演じる山上を「自由奔放」とし、「まあセリフをみても分かる通り、嫌なやつです」と紹介した。セリフに「ドッカーン!」があるが、「だから花火なんだって思ったけど、かなりのパワーワード」と苦笑い。「どうやって言えばいいのかと思ったけど、純粋にいじわるを楽しんでいるだろうなと思って言っています」と説明した。
脚本を担当した鈴木おさむ(53)は、ジブリ映画からヒントをもらったことを明かした。「天空の城ラピュタにバルスという呪文があって、それをイメージした」という。「夏なので、みんなで盛り上がっていただきたいし、『来た、来た! そろそろ来るんじゃないの!』というドラマが、今どきあってもいいんじゃないかな」と続けた。
森の「戦略なんですね」という感心に、鈴木は「ただの思い付きです」と恐縮して返していた。