歌手和田アキ子（75）が22日、MCを務めるTBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に生出演。コンプライアンス違反があったとして、無期限活動休止を発表したTOKIO国分太一（50）について、自身の見解を口にした。
番組では国分の活動休止発表について詳細に伝えた。20日に会見した日本テレビ福田博之社長が、国分の過去のコンプライアンス違反を理由に「ザ！鉄腕！DASH！！」降板を決めたと記者会見で明かしたことや、詳細な内容が語られなかった会見の内容、また、無期限の活動休止に触れた国分のコメントや、国分が所属する株式会社TOKIO代表取締役社長を務める城島茂の声明文などに触れた。芸能やエンタメ分野の法律問題に詳しい河西邦剛弁護士への番組による取材で、国分の今後について、河西氏が「（国分が）記者会見を開くことが求められるかとは思います」と指摘したことも紹介した。
和田は「なぜ日本テレビの社長が最初に会見したのか」という疑問を持ったことを明かし「これは本当に不思議に思いました。え？ っていう。会見があるらしいと、国分太一くんのことに関して。それがいきなり、日本テレビの社長がいらして説明されて」と指摘。「普通、こういうことってもし国分くんに何かあるとしたら、会社（株式会社TOKIO）の城島（茂）くんが『弊社に所属しているタレントが…』と言うべきなのに、日本テレビの社長がわざわざ？ ということは、日本テレビで何かあったのかなという」と、推測したと述べた。
「それで（福田社長は）、降板することに即、決めましたと。5月27日に確知して、複数のコンプライアンスに問題があると認めましたので、と言って。臨時の取締役会を開くというのも大きな問題だし、それで社長が話されてご本人も了承したっていうことで、番組降板っていうことは大きなことが起きたんだろうな」と、背景を推測した。
その上で「だけど、プライバシーという問題で、と、社長は何もおっしゃらないから、じゃあ（会見するのは日テレの）社長じゃなくてもよかったんじゃないの？ って。ほかに本人とか（株式会社TOKIOの）城島社長とかが…」と、本来、記者会見するのは国分や城島でもよかったのではないか、との認識を示した。 和田はその上で「はっきり言って、別に知ったからってどうってことないんですよ。知ったからってどうってことないし、それなら知らない方がいいんですけど、かえって何をしたんかなっていう」と、もやもやした思いがぬぐえないことを告白。「『え？そんなことで降板？』なのか、『えーっ、そこまでしたの。それはしょうがないね』っていう思いが…何かこう、はっきりしないんですよ」としながらも、最後は「（日テレの）社長が出て来て自ら説明されるっていうのは大きなことだなって私は思いました」と述べた。
