
株式会社TOKIOは20日、コンプライアンス違反があったとして、国分太一(50)の無期限の活動休止を発表した。先だってこの日、過去のコンプライアンス上の問題行為発覚を受けて「ザ!鉄腕!DASH!!」を制作する日本テレビも、福田博之社長(63)が異例の会見に臨み、参加46媒体76人の報道陣の前で国分の降板を発表した。国分はレギュラー番組を多数抱えているが、休止や差し替えの動きが広がり、ジャパネットホールディングスは出演CMを差し止めた。また、県庁内に「TOKIO課」を置くなど、関係の深い福島県でも対応に追われた。
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国分の無期限活動休止を受け、CM出演する各社は20日、対応に追われた。個人として出演するジャパネットホールディングスは早々にCMの差し止めを発表。また、グループ会社が運営するBS10の番組「国分太一のTHE CRAFTSMEN」の放送中止も合わせて発表した。同日の放送は、美木良介の「人生が変わる!? ロングブレスで激変物語」に差し替わった。
丸亀製麺を運営する株式会社トリドールホールディングスはTOKIOと共同パートナーシップを提携し、企業コラボレーションを展開している。今回の件を受け、「今後は株式会社TOKIO様、STARTO ENTAERTAINMENT様と事実関係を確認して、適切に対応させていただきます」とした。
同じくTOKIOとしてCM出演するフマキラー「ベープ」シリーズは、ホームページからTOKIOのページを削除した。
ジャパンエフエムネットワーク(JFN)も、全国の加盟FM局で放送されている「国分太一Radio Box」を同日分から休止すると発表。JFNの担当者は休止期間について「協議中」と説明。日本テレビが、国分のコンプライアンス上の問題行為について発表するとの連絡を、国分側から受けていたという。