
今田美桜がヒロインのNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~金曜)第55話が13日に放送された。
情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。
※以下ネタばれを含みます。
あらすじは、小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、班員たちが酒を飲んで盛り上がる中、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの礼を伝え、八木の横顔が描かれたスケッチを渡す。何としても生きて帰りたいと言う嵩に、八木はある助言をする。それは「仲間がやられても仇を取ろうと思うな。ひきょう者になることだ」というものだった。嵩らは中国・福建省の奥地に赴く。そこで幼なじみの田川岩男(濱尾ノリタカ)らと思わぬ再会をする。そして嵩は八木に描いた似顔絵のことで、軍曹から呼び止められる。
「あんぱん」で嵩(北村匠海)の弟・千尋を演じる中沢元紀(25)がプレミアムトークに生出演した。
中沢は「おはようございます。『あんぱん』で柳井千尋役を演じています、中沢元紀です」と自己紹介した。鈴木奈穂子アナウンサーは「ちょっと…現代っ子すぎて」とドラマとのギャップに笑った。大吉は「衝撃的な予告の直後…今どきの若者が登場。正体は千尋、中沢さんです」と説明した。鈴木アナは「あさイチに悲鳴にも似た、なんで中沢君、今日出るの、みたいなのも」と話した。大吉は「豪ちゃんに続いて千尋君まであさイチに そこにいてはダメよ」という視聴者のメッセージを紹介。「今すぐそこをどきなさい、というのがたくさん、実は届いております」と明かした。鈴木アナは「昨日のシーン、すごかったですねというメッセージも」と語った。朝ドラ放送中にプレミアムトークに出演すると、ドラマからの「退場」が近いという“定説”を視聴者も心配した。
「あんぱん」は朝ドラ112作目で、「アンパンマン」の生みの親、漫画家やなせたかし(本名・柳瀬嵩)さんと小松暢さん夫妻の半生がモデルの物語で、戦前、戦中、戦後の時代を生き抜き、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」を生み出すまでの愛と勇気の物語を描く。