お笑いコンビ、ハイヒールリンゴ（63）が2日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ！」（月～金曜午後1時50分）に出演し、政府備蓄米の随意契約による放出のスピード決断をめぐり、小泉進次郎農相の対応に苦言を呈した野村哲郎元農相の発言に、疑問を呈した。
JA出身で岸田内閣の農相を務めた野村氏は5月31日、鹿児島県で開かれた森山裕・自民幹事長の会合であいさつした際、進次郎氏が今回の判断を自民党農林部会に諮らなかったとして「ほとんど自分で決めて、自分で発表してしまう。森山先生からチクリとやっていただかないと今後心配だ」「やはり、（部会の）ルールというのを覚えていただかないといけないと思っている」などと述べた。
リンゴは「政治家の方ってほめないですね。まず、悪口から入りますよね。自分の存在感を示すときに悪口を言うっていうのはどうなんかな」と野村氏を批判。
さらに、野村氏の公式ホームページに、好きな言葉として「汗は自分でかきなさい。手柄は人にあげなさい」と記されていることを挙げ、「えーって。自分のホームページ見てないのかなぁって」と言っていることとやっていることの違いに驚きを隠さなかった。
MCの青木源太アナウンサーが「今回、備蓄米がスピーディーに出たというのは、ある意味進次郎大臣の手柄である」と付け加えると、リンゴも「手柄であるから、ここは『良くやった』ってほめてあげて、そこから問題があるなら提起でいいんじゃないか」と話し、「ホームページ読んでないんやな」と首をかしげていた。
