
ジャーナリスト鈴木哲夫氏(66)が26日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分)に出演。小泉進次郎農相への期待感について解説した。
小泉進次郎農相は26日、農水省の会合に出席し、随意契約による政府備蓄米の新たな売り渡しの内容について正式に発表。数量は2021年産、2022年産を合わせて30万トン。販売価格は60キロ当たり、平均で税抜き1万700円で、一般的なマージンを踏まえた試算では、店頭での小売価格は、「2000円程度」とした。早ければ、6月上旬に店頭に並ぶという。
鈴木氏は「目の前の価格を下げるという問題と、小泉進次郎さん、石破さんが言っているのは、そもそも農業改革をしようじゃないかという2つのテーマがある」とし、価格を下げることは実現できると踏んだ上で、「農業改革をどうするのか。いろんな反発もある」と指摘した。
番組では小泉氏に対する期待度も調査。100人にアンケートし、73人が「期待する」、27人が「期待しない」という街の声を紹介した。
この結果に、ハイヒールリンゴは「まだ何もされてない。ここからですよね」と話し、山岸久朗弁護士も「それだけにできひんかったときのね。怖いですよね」と期待の高さの裏返しを心配。鈴木氏は、小泉氏が東日本大震災とずっと向きあってきたことをほめつつ、「結局は世論なんですよね。小泉進次郎さんが石破さんと似てるのは世論に支えられてる。今、世論は最大の期待をしている。それに応えられたら、進次郎さんの将来の総理候補にもなる、応えられなかったら、あの数字はまるで逆転する」と小泉氏の今後を占っていた。