
読売テレビの諸國沙代子アナウンサー(33)、佐藤佳奈アナウンサー(28)が19日夜、Podcast「酒のさかなにショコっとどうぞ」を開始する。
企画したのは佐藤アナ。本人たちいわく“アラサー世代”の2人のアナウンサーが、「仕事、家族、恋人、友達の優先順位は?」「結婚相手には妻と子供のどちらを第一に考えてほしい?」など、普段のおしゃべりをそのまま伝え、同世代の女性も思い悩むような話題を多数用意する予定だ。
佐藤アナは、同局朝の情報番組「す・またん!」(月~金曜午前5時10分)の担当が6年目に入り、夕方に就寝する生活にも慣れてきた今年はじめ、「自分のやりたいこと、楽しいと感じることはなんだろう? と考えるようになりました」。その結果、「とにかく自由に話せる場が欲しい。ないなら私が作ろう」という思いが芽生え、ずっと好きだったラジオの魅力を改めて考えてみたという。
「私はラジオが好きで毎日聴いているのですが、ラジオはパーソナリティーの人柄がわかりやすく、また個人的な話題を聴いているうちに、どんどんコアなファンが生まれていくように思います」
同局はラジオ放送をしていないが、同様の魅力を秘めた音声コンテンツならできると企画に着手。「企画書を書くのも初めてだったのですが、絶対に通したかったので、いろんな人のPodcastを聞き、企画書の書き方を先輩に教えてもらい、企画内容を練れるだけ練りました」
パートナーを務めるのは諸國アナ。2人は一緒にキャンプやサウナに出かけたり、時には実家を訪ねたりするほど仲がよい。
企画に誘われた諸國アナは「他にも仲のよいアナウンサーがいる中で、年上の私に声をかけてくれたことがうれしいサプライズ。もちろん『やりたい』と即答しました」。
諸國アナもまた音声メディアに関心が高く、「就職活動ではラジオもあるテレビ局を第一志望にしていたほど、音声メディアには親しみがあります。入社後には、YouTubeでフリートーク企画に参加する機会もありましたが、やはりYouTubeと音声コンテンツは少し違うなと感じていました。」
番組の魅力について「音声コンテンツは、リスナーとの距離がより近いと感じます。どこか“内緒話”のような雰囲気があるのも魅力ですし、背伸びせず等身大で話せるところに共感が生まれ、そこが面白さだと思っています。さらに私たちは同世代の女性同士なのに、意見や価値観は意外と違っていて、そのズレが面白いかもしれません」と語った。
佐藤アナは「アラサー独身アナウンサーのふたりが、日々の生活で感じることや人生観、恋愛観など、等身大であけすけなおしゃべりを盗み聞き感覚で楽しんでいただけたら幸いです」とし、いずれは「このアナウンサーが好きだからこのテレビを見てみようと思ってもらえたら。また、私たちもトーク力を磨くことでテレビ番組やイベントでもその技術を生かしたい」と展望を語った。
番組は毎週月曜日に更新予定。