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乙武洋匡氏「障害者を優遇しすぎといった意見があふれているのに…」逆質問の回答に疑問


作家であり、障害者権利活動家の乙武洋匡氏が、ネット上で寄せられた質問について意見を述べた。彼は、もし生まれ変われるなら健常者として生きたいという思いを明かしつつ、それは現状の人生に不満があるからではなく、新しい視点を経験したいという好奇心から来るものだと説明した。この発言を受けて、彼はネットユーザーに「次の人生を障害者として生きてみたいか」と問いかけた。しかし、障害者に対する優遇批判があるにもかかわらず、実際にはそのように望む声が少ないことを指摘し、障害者の現状が羨望の眼差しで見られていないことを暗示した。

乙武洋匡氏(2024年4月撮影)

作家の乙武洋匡氏(49)が15日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。障害者に対する一部ネットユーザーの意見に疑問を呈した。

生まれつき手足のない「先天性四肢切断」の障害のある乙武氏は12日、一部ユーザーから寄せられた「やり直せるとしたら健常者としての乙武洋匡になりたいと思いますか…?」との質問に「現在の人生は、この障害とともに最後まで生き抜きたいと思っています。でも、もし生まれ変わりというものがあるとするなら、次回は健常者としての人生を生きてみたいと思います」と回答。

続けて「ただ、それは『健常者>障害者』という考えからではありません。『今回は男性として生きたので、次回は女性としての人生を歩んでみたい』といったことと同様に、次回の人生ではまったく異なる景色を見て、異なる価値観で生きてみたいという好奇心からです」と理由を説明し、「まずは『障害者としての人生はもうお腹いっぱい』と言えるくらい、この人生を満喫し、最大限に生ききってやろうと思っています」とつづっていた。

この投稿は話題となり、乙武氏はその後、「【質問】みなさんは次の人生を障害者として生きてみたいと思いますか?」と、ネットユーザーに問いかけた。

その反応を受け、「ネット上では、『弱者様』『障害者を優遇しすぎ』といった意見があふれているのに、『次の人生は障害者として生きてみたい』という声はほとんど見当たりません」と言及。「『優遇されている存在』なら、もっと羨望のまなざしを受けてもいいはずなのですが」とつづった。

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