
JO1が21日、東京ドームで国内と世界6都市を巡ったツアー千秋楽公演「JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’」を行った。
結成5周年でたどり着いた東京ドームでの初の単独公演。冒頭に映像と共に豆原一成(22)が1人でステージに現れ「Are you ready?東京ドーム!!」と叫ぶと、他のメンバーがステージ下のジャンプ台から次々と姿をみせ、地鳴りのような歓声がドームに鳴り響いた。
昨年のNHK紅白歌合戦で披露の「Love seeker」で始め、4月リリースのベストアルバム収録のユニット曲、デビュー曲のロックアレンジ版「無限大(INFINITY)2025」など5曲を公演初披露。ダブルアンコール含む全35曲で、ロサンゼルスやニューヨークなど世界を巡ったツアーを締めた。
前日からの2公演で千秋楽も平日ながら約5万人が来場。ほぼ全楽曲が生バンド演奏で、炎の演出のほか、最後の「Bon Voyage」では噴水演出も敢行。熱気と蒸気をドームに充満させながらグローバルグループに成長した11人は最後までドームを揺れ動かした。
白岩瑠姫(27)は結成当初につけたファンネーム「JAM」の由来のひとつが「会場を満杯にする」という思いからだったことを紹介。「今、最高峰の場所でJAM満杯にためてます。これからもJAMの側でJO1という花を咲かせていいですか?ずっと変わらず愛してもいいですか?」と会場を見渡しながら語りかけた。
結成から約2年間はコロナ禍で有観客公演ができないなど苦難も乗り越えながら5年間を歩んできた。途中、約5か月間の活動休止期間も過ごした金城碧海(24)は「このメンバーで良かった!」と絶叫。どこにいても光るグループとしてこれからも走り続ける。
○…公演後にはグループ2作目の映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Bon Voyage-」を7月4日に全国公開するとサプライズ発表した。メンバーがステージから去った後にビジョン映像で告知し、大歓声が起こった。東京ドーム公演までの活動を追うドキュメンタリーで、この日のライブ冒頭ではMCでメンバーが「今日がカメラが多いですね。何ででしょう」と匂わせ?コメントも残していた。