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MLB「父親リスト」日本人第1号は? 川崎宗則「そばにいなくてどうする」と監督に命じられた


元MLB選手の川崎宗則が、日本テレビの番組で自らの父親経験を語った。MLBの大谷翔平選手が「父親リスト」を利用して第1子誕生に立ち会ったことを受け、川崎はブルージェイズ時代に同リストを初めて利用した日本人選手だったことを明らかにした。川崎は2013年の出産時、監督から「家族ファースト」を優先するように勧められたと述べた。「父親リスト」はMLB特有の制度で、48時間前に申請することで最長3日間の産休が取れる。日本のプロ野球には同様の制度は存在しない。MLBには他にも「忌引リスト」や終身年金など家族に配慮した福利厚生があることも紹介された。

川崎宗則(2024年2月撮影)

ムネリンこと、元MLB選手の川崎宗則が21日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。MLBドジャースの大谷翔平投手に第1子となる娘が誕生したというニュースに触れ、自身がブルージェイズ時代の2013年(平25)に父親になった時、監督から「行ってこい」と出産に立ち会うように命じられたことを明らかにした。

大谷は今回、「父親リスト」という産休制度を適用。出産予定の48時間前にリスト入りし、最長3日間使える。2011年(平23)に導入され、川崎は2年後、日本人選手として初めて使用した。その後にはダルビッシュ有投手、田中将大投手も適用したという。

川崎は当時、「試合に行かせて」と監督に直訴したが、「そばにいなくてどうするんだ。野球なんてどうもいい」と、指揮官から「家族ファースト」を忠告されたことも披露した。

アメリカンフットボールのNFL、バスケットボールNBAなど、全米のプロ競技の中でこの制度を利用できるのはMLBだけ。日本のプロ野球にもないという。

番組では、MLBにはこのほか、家族に不幸があった場合に3~7日間戦列を離れられる「忌引リスト」があるほか、最大10年在籍すれば62歳以降に年間約20万ドル(約3000万円)の終身年金が支払われるといった、福利厚生の制度も明らかにされた。

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