
anoが19日、都内で、アニメ映画「劇場版 僕とロボコ」(大地丙太郎監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
同作は「週刊少年ジャンプ」連載の宮崎周平氏による同名ギャグ漫画が原作。テレビ東京で22年、1話3分×28話のテレビシリーズとしてアニメ化。超高性能メイド型ロボットのオーダーメードが普及した世界を舞台に、平凡な少年ボンドとたくましい膝をもつロボコが繰り広げる、ドタバタの日常を描く。anoは同作の主題歌「ロリロっきゅんロぼハート」を担当する。
同曲は書き下ろし作品。「『僕とロボコ』の世界観と僕のやりたい音楽がうまく融合したとても良い曲になったと思う」と自信を述べ、「いろんな人に聞いて欲しい曲ができた」と胸を張った。
大地監督は「ラストシーンからエンディングに自然に入るようにとオーダーした」ことを明かしたが、「僕の作業前に上がってきたので、僕の方が参考にした」と笑った。
主役「ロボコ」の声を担当する松尾駿(42)も「ちょーかわいい。最高です」とべた褒め。「あとは曲が売れてくれれば、相乗効果でね」と話した。anoは「いろんな現場で会うたびに『頼むよ、頼むよ』って脅しを去年からずっと」と暴露。松尾は「あのちゃんが主題歌と聞いてからずっと言っていたら、ちゃんとすてきな曲ができてきたので、お願いって大事だなって思った」と話した。
「僕の年末年始はロボコに取られた」というano。大地監督は「これで紅白も行ければ、今年の年末もね!」と話しつつ「みんなであのちゃんにおっかぶさっているね」と笑った。松尾は「後ろで踊らせてね」と懇願した。