
チョコレートプラネット松尾駿(42)が19日、アニメ映画「劇場版 僕とロボコ」(大地丙太郎監督)公開記念舞台あいさつに、ゲスト声優で出演する相方長田庄平(65)らと出席した。
同作は「週刊少年ジャンプ」連載の宮崎周平氏による同名ギャグ漫画が原作。テレビ東京で22年、1話3分×28話のテレビシリーズとしてアニメ化。超高性能メイド型ロボットのオーダーメードが普及した世界を舞台に、平凡な少年ボンドとたくましい膝をもつロボコが繰り広げる、ドタバタの日常を描く。松尾はロボコ、長田は大幹部様の声を担当する。
「公開できて、まずはうれしいです」とした松尾だったが、すぐさま「ただ、ここからです。あの名探偵に勝つには2回3回と見てもらわないと!」と会場に呼びかけた。同日公開の劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」をライバル視した。
大地監督は「公開の告知が出たら向こうのプロデューサーから『ぶつけてきましたね』と言われて、ぞっとした」と明かした。大地監督はコナンにも関わっており、「アニメ界が盛り上がっていけばいいなと思っています」とほほ笑んだ。
見どころを聞かれた松尾はネタバレを心配したのか「いっぱいあるけど、言えないのもある」と歯切れが悪い。それでも「みんなで参加するシーンがあるかもしれない…」と続けると長田が「それはあるだろう!」と突っ込んだ。それでもなお「今日の回はないかもしれない」と続けた松尾だったが、「そのシーンは参加してくれたらメチャクチャ盛り上がると思うので、ぜひ参加してもらえたら」とアピールした。
松尾は「声を出して笑ってもらって結構です」と訴え、「そして、もう1回見に来てください。そうじゃないと名探偵を超えられないので」と客席に懇願。「いいですか『真実はいつも1つ。膝はいつも2つ』と覚えて帰ってください」と話した。すると、おもむろにスカートをまくり、「大ヒット上映中」と書かれたブリーフを披露。「僕のパンツだけは撮ってOKです」と呼びかけた。だか、携帯カメラのシャッター音の多さに「こんなにパンツを撮られることはない」と苦笑い。客席で引き気味の子どもには「お子さんゴメンね。こういう仕事だから」となだめた。