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【宝塚】星組トップ礼真琴サヨナラ公演開幕 次期トップ暁千星との壮絶な恋物語


星組トップの礼真琴が宝塚歌劇団を退団する前のサヨナラ公演「阿修羅城の瞳」と「エスペラント!」の初日を迎えた。「阿修羅城の瞳」では、暁千星と共に人と鬼の壮絶な恋物語を演じ、流れるような立ち回りで観客を魅了しました。また、「エスペラント!」は宝塚らしいレビューで、礼は青い星をテーマにした華やかな衣装で登場。111期生とも共演し、次世代にバトンを繋ぎました。礼は2009年宝塚初舞台、2019年に星組トップに就任し5年10カ月の間在位した。退団発表は2022年9月で、コロナ禍で出会えなかった観客との再会と110周年を契機に卒業を決断しました。

本拠地サヨナラ公演「阿修羅城の瞳」で暁千星(右)と共演する礼真琴(撮影・石井愛子)

8月10日付で宝塚歌劇団を退団する星組トップ礼真琴が19日、兵庫・宝塚大劇場で、サヨナラ公演「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」の初日を迎えた。

劇団☆新感線と初コラボ作。いのうえひでのり氏原作演出のミュージカル「阿修羅城の瞳」では、安倍晴明の一番弟子で鬼殺しを担う「鬼御門」のかつての一員、病葉出門(わくらばいずも)に扮(ふん)し、次期トップに決まった暁千星が演じる女泥棒、闇のつばきとの、人と鬼との壮絶な恋物語を演じた。

鬼たちとの戦いの場面では、流れるような立ち回りで沸かせた。

一方、110年の伝統の先へと続く新たな宝塚レビューを、という願いを込め“希望を胸に抱く人”を意味する「エスペラント!」と名付けられたショーでは、青い星に柔らかな光の差し込む中、きらびやかな衣装で登場した。

宝塚らしい王道レビューはもちろん、第4章の海底レビューでラテンのリズムを披露すれば、第6章の青い星では、千住明氏の楽曲に合わせて、歌い舞った。

この公演で初舞台を踏んだ111期生とも絡んだ。初舞台生と手をつなぐ場面もあり、先輩から受け継いできたバトンを次世代につないだ。

礼は09年初舞台の95期、首席入団。歌、芝居、ダンスと3拍子が高いレベルでそろい、下級生時代から注目を集めた。

19年10月に星組トップに就き、相手娘役に舞空瞳を迎えた。前花組トップ柚香光、前月組トップ月城かなと、雪組トップ朝美絢、次期宙組トップに決まっている桜木みなとと、ここまでトップ5人を輩出している95期でも、最初にトップに就任した。

昨年9月に「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」東京公演千秋楽をもって退団すると発表。本拠地お披露目公演の最中、コロナ禍に見舞われ「再びお客さまとふれあえる状況になった時、110周年をまっとうして卒業したいとの思いが強まった」と経緯を説明した。

19年10月の就任から退任までの在位は約5年10カ月、本拠地9作で退くが、現5組トップの中でも最長キャリアとなっている。

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