
宮本信子(80)のん(31)が18日、都内で、「日本映画専門チャンネル presents 伊丹十三4K映画祭」での「スーパーの女」上映記念イベントに出席した。
宮本は、97年に亡くなった夫の伊丹十三監督について「私にはすごく厳しかった。矢のように指示がくるおかげで鍛えられたと思います」と話した。
伊丹映画の魅力を聞かれ、のんは「まずかっこいい。言葉の掛け合い、映像の作り方、宮本さんの役にもシビれます」と語った。
伊丹映画全10作品を上映する映画祭で、宮本は「13年間で10作。昔の映画なのに、こうしてたくさんの方に見ていただいて感謝しています。ありえないことですからね。(連日)満席と聞いてうれしい。伊丹さんは赤字が嫌いでね~」と笑った。
2人は13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で共演。宮本は、のんについて「『あまちゃん』の時にシャイだった子が苦労して成長して、自分の意見をしっかり言えるすばらしい女性になった」と褒めた。のんは「ほがらかなシーンと緊張感のあるシーンの切り替わりで、宮本さんの演技で空気が一変するのがたまらない」と話した。