宝塚音楽学校113期入学式 タカラジェンヌの卵が夢へ１歩 元プロ野球選手と元テレ東アナの娘も

上級生に身だしなみを整えてもらう新入生ら（撮影・石井愛子）

タカラジェンヌを育成する「宝塚音楽学校」（中西達也校長）113期生40人の入学式が18日午前、兵庫県宝塚市の同校で始まった。

113期生は3月30日に合格発表が行われ、元プロ野球選手で解説者の林昌範氏（41）と元テレビ東京でフリーの亀井京子アナウンサー（42）の長女、林心優（みゆ＝16）さんら40人が、11・75倍の難関を突破していた。

40人は予科、本科と2年にわたり、声楽やダンス、芝居などの稽古に励み、再来年の宝塚歌劇団入団を目指す。

劇団をめぐっては、23年9月に宙組団員が急死。親会社の阪急阪神ホールディングス（HD）は昨年3月、上級生らのパワハラを認めて遺族に謝罪し、補償することで合意した。今年1月、団員との契約形態の見直しなどが発表され、組織改革が進められている。