
赤道付近となる南太平洋上の島国、ナウル共和国の政府観光局が15日までに公式X(旧ツイッター)を更新。誤投稿を謝罪した。
「【お詫び】本日、X担当者が私用アカウントとの切り替えを誤り、ナウル観光ではなく、アンパンマン劇場版第一作『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』のネタバレに繋がる内容、作品の感想について投稿を行っていたことが判明しました。担当者には厳重注意をしました。重ねてお詫び申し上げます」とつづった。
当該投稿は15日午後3時時点で削除されていない。「劇場版第一作『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』を観ました。アンパンマンの窮地にジャムおじさんがアンパンマン号で駆けつけ、かまど放射器の火炎で氷の女王を倒す。その際、ジャムおじさんを呼んできてくれた味方のユキダルマン多数も巻き添えで溶けてしまう。本当に可哀想だと思いました」と投稿されていた。
一連の投稿に対し「たまにはええぞw」「私用アカウントも普段から日本語でポストしてるんだろうか(笑)」「消さないのえらい」などと書き込まれていた。
同アカウントは昨年9月、台風をめぐる投稿について「配慮に欠けた投稿」だったとして謝罪している。「日本国内で大きな台風の被害が発生しているにも関わらず、ナウルに台風が来ますかという質問への回答としてナウルに台風が来ないという主旨の投稿をしてしまいました。被害者の方々の心を傷つける配慮に欠けた投稿をしてしまい、心よりお詫び申し上げます」とポストした。
ナウル共和国はオーストラリアの北東に位置し、人口約1万人。世界で3番目に面積が小さい国として知られ、かつてはリンの鉱石の産地として知られた。公式Xでは、同国の観光情報などをユーモアたっぷりに伝え、51万人を超えるフォロワーを集めるなど人気アカウントとなっている。