
“史上最高のギタリスト”の呼び声も高い英ギタリスト、エリック・クラプトン(80)が14日、東京・日本武道館に1万人を集めて2年ぶり24回目の来日公演「ERIC CLAPTON LIVE AT BUDKAN 2025」を行った。
ステージに登場したクラプトンは「コンバンハ」と日本語であいさつ、日本のファンとの再会を喜んだ。日本公演では2003年(平15)以来22年ぶりとなるバンド、クリーム時代のヒット曲「ホワイト・ルーム」でオープニング。「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」「ティアーズ・イン・ヘヴン」「ワンダフル・トゥナイト」「コケイン」など全17曲を披露した。
80歳での武道館公演は、邦楽・洋楽のアーティストを通して、自身の最年長記録を更新した。1974年(昭49)10月31日の初公演以来、この日で103回目となる武道館公演はTHE ALFEEと並んで歴代3位。追加2公演を含む27日までの計8公演で110回となり単独3位。157回の矢沢永吉、129回の松田聖子に次ぐ。クラプトンは27日までに日本では通算230公演、半分近くが武道館公演だ。
日本公演の後は、5月18日にイギリス公演、6月にイタリア、フランス公演を行い、9月には米ニューヨークのマジソン・スクエア公演を行う。