
三宅健(45)が10日、東京・渋谷PARCOで写真集「THE iDOL」刊行記念写真展「KEN MIYAKE PHOTO EXHIBITION “THE iDOL”」(11日開始)開催を前に、同所で報道陣の取材に応じた。
同作は「虚像とリアルのはざま」をテーマに、デビュー意向第一線を走り続ける三宅健の原点である「アイドル」を再解釈し、アーティストとしての新たな魅力を探る。写真展では写真集の未公開カットも展示されている。
テーマの「虚像とリアルのはざま」は10年に発表した自身のソロ曲「悲しいほどにア・イ・ド・ル」の一節でもあり、「これをテーマにすることでアイドルの消費と生産性の両面を定義したい」と思いを明かした。
報道陣から「三宅健にとってアイドルとは?」と問われると、「みんな効いてきますけど、難しいんですよ」と苦笑い。それでも「自分にとっては普遍的でかけがえのないもの。いつの時代もアイドルはストーリーを生み出してきた存在なんじゃないですかね」と語った。