
俳優松坂桃李(36)が9日、都内で映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」ジャパンプレミアに出席した。
全世界で3500万部を売り上げたロングセラー児童小説の実写映画。16年公開の第1作と18年公開の第2作合わせて900億円の興行収入を記録した。本作では、失踪した育ての親のルーシーおばさんを探す冒険を描く。松坂はパディントンの日本語吹き替え版声優を務める。
18年以来の新シリーズに「7年ぶりに僕の数少ない友に会うことができました。ありがとうパディントン!」と喜びを語り、「久しぶり、何歳になったんだろ?」と笑いを誘った。
収録時を振り返り、「7年ぶりで本当にうれしくて、ブースにパディントンのぬいぐるみがあって、監視されるように収録した。パディントンの英国紳士の気持ちと純粋な気持ちに触れて、浄化されました」と笑顔で語った。
パディントンが叫ぶシーンが多く、「ずっと叫んでいたので結構声がカスカスになってしまって、(収録時間は)多くて1日2時間半でした」と明かした。続けて「今回はパディントンが能動的に動いて、今まではブラウン一家に巻き込まれていたパディントンが、今回はブラウン一家を巻き込む。男らしい一面も見られて、たくましくなったと思います」と語った。