starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

自称広末涼子容疑者を現行犯逮捕 容疑が事実なら“ペイシェントハラスメント”か


広末涼子が静岡県島田市の病院で看護師に暴力を振るい傷害を負わせたとして逮捕された。この行為は「ペイシェントハラスメント(ペイハラ)」とされ、医療現場で問題視されている。ペイハラはカスタマーハラスメントの一種で、患者やその家族による暴言や暴力を含む。医療従事者の退職理由の一つにもなっており対策が求められている。厚労省はペイハラへの毅然とした対応を求めており、暴力の発生時には被害届を出すなどの対応を推奨している。

広末涼子(24年9月撮影)

静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署が8日、傷害の疑いで、いずれも自称の俳優広末涼子容疑者(44)を現行犯逮捕したことが、同署への取材で分かった。

現行犯逮捕された容疑者段階のため、詳しい調べは今後の捜査となるが、病院で看護師に暴力を振るい、けがさせたという行為は、一般的には、「ペイシェントハラスメント(患者による迷惑行為)」「ペイハラ」と呼ばれ、問題になっている。

ペイハラはカスタマーハラスメントの中の1つで、医療現場での病院職員に対する患者やその家族による、暴言、暴力などの迷惑行為のこと。いずれの行為も暴行罪、傷害罪、名誉毀損(きそん)罪、威力業務妨害罪、偽計業務妨害罪などにあたる可能性がある。

厚労省は、ペイハラについての対策などを動画で公表している。これらの資料によると、医療現場でペイハラが生じており、ナイフで刺したというような重大事件もあるという。また、ペイハラが医療従事者の退職理由の1つにもなってきているという。

ペイハラとはどんな行動なのか。東京都医療勤務環境改善支援センターが公表している医療現場でのカスタマーハラスメント対策の中では「【「要求を実現するために手段・態様が社会通念上不相当な言動」の例】」として、・身体的な攻撃(暴行、傷害)・精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉毀損、侮辱、暴言)・土下座の要求・継続的(繰り返し)、執拗(しつこい)な言動・拘束的(不退去、居座り、監禁)な行動・性的な言動等・商品交換の要求・金銭保証の要求等をあげている。

厚労省が公表しているペイハラへの対策動画では、ペイハラ行為者への毅然とした対応を呼びかけている。暴言、暴力の発生時には、「現場を保存する」「原因を究明する」「再発防止策を検討する」などのほか「警察に被害届を出す」「加害者に対する損害賠償請求をする」ことを勧めている。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.