
ITジャーナリストの三上洋氏が7日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。6日に発生し、一夜明けても復旧のめどが立たないETCのシステムトラブルについて言及した。
NEXCO中日本は7日午前4時に新たな障害の発生を公表。東名の大井松田IC、御殿場IC、沼津IC、新東名の新御殿場IC、長野道の岡谷IC、塩尻IC、塩尻北IC、松本IC、安曇野IC、中央道の多治見IC、小牧東ICで7日午前1時15分から、新たに障害が発生したとしている。 NEXCO中日本は「現在のところ、障害の復旧のめどは立っておりません」としており、ETC障害の発生している料金所はそのまま通行し、通行料金はWEBで手続きするよう求めている。
車載器から連絡が取れなくなっているのか、システム全体の問題なのか、三上氏は「(6日の)会見では分からないけれども両方起きてる可能性があると。サーバー側のアップデートのトラブルと、車載器で電波で飛ばしてチェックしているが、それが出来ている車と出来ていない車があると言っていた。そこでもトラブルが起きている可能性がある」と解説。
三上氏は「こういうトラブルが起きたら、全部開けて無料にするのか、後でとるにしてもルールを決めておけばよかった。料金所によって対応が変わって、こういう障害を予期してなかったということも問題だ」と指摘した。
一夜明けてもなお復旧のめどの立たない異常事態。三上氏は「4月5日の作業をした。それを作業の前の状態に戻せれば復旧するはず。それがメチャクチャ時間がかかっている。それが問題ですね」と語った。