
東名高速などの中日本高速道路(NEXCO中日本)管内のインターチェンジ(IC)で6日午前9時半ごろから発生しているETCの障害は、一夜明けた7日も復旧のめどが立たず、障害が広がっている。
NEXCO中日本は7日午前4時に新たな障害の発生を公表。東名の大井松田IC、御殿場IC、沼津IC、新東名の新御殿場IC、長野道の岡谷IC、塩尻IC、塩尻北IC、松本IC、安曇野IC、中央道の多治見IC、小牧東ICで7日午前1時15分から、新たに障害が発生したとしている。 NEXCO中日本は「現在のところ、障害の復旧のめどは立っておりません」としており、ETC障害の発生している料金所はそのまま通行し、通行料金はWEBで手続きするよう求めている。
今回のETC障害をめぐっては、歌手の宝井美琴の6日のX(旧ツイッター)の投稿が注目されている。宝井が投稿した動画では、東名の高速道路上で、一番左の車線に、出口に向かう車列が延々と続く様子が捉えられており、「東名のETC障害だって 出口でるのに3キロ以上の渋滞! 全然動いてないよー」と情報提供していた。
NEXCO中日本名古屋支社のX(旧ツイッター)は6日午後1時54分の「ETCシステム障害の復旧の目途は立っておりません。ETCの障害が発生している料金所においては、そのままご通行ください」とのお知らせをポスト。専用サイトからの後日の精算を呼びかけている。精算サイトは入り口名、出口名、利用日時、ETCカード番号、車のナンバー、車種、車の色などを記入する形になっているが、「入り口が障害あり、出口は問題ない場合はどうしたら良いですか」「これは無料にすべきですね。」などの書き込みが続いた。中には「ETC非搭載車が障害の発生しているICのETCレーンから入って障害の発生しているICのETCレーンから出たら追跡できる?タダ乗り可能?」などの心配をするユーザーもいた。