
元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子(50)が6日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。元タレント中居正広氏の女性トラブルに端を発したフジテレビの問題を巡り、メディアとして社会全体での議論について指摘した。
番組では第三者委員会の報告書で、フジテレビの企業体質について「意志決定層に男性が多く、女性は一段低く見積もられたり、モノ化されたりケアの役割を押しつけられる場合がある」としてさらに「同質性の高い組織は外部からの視点や異なる意見をうけいれにくく集団浅慮に陥ることも多い」などと結論づけていた点に着目。
膳場は「男性優位、そして同質性の高い構造が組織の運営にいかにマイナスかということを指摘していると思うんですけど」と、特に「いかに」という部分に語調を強めて発言し「これはフジテレビだけじゃなくて、メディア全体としても社会の問題として向き合っていけないと思うんですけど」とクギを刺すように話して、コメンテーターに意見を求めた。