漫才コンビ「ハイヒール」が、29日放送の読売テレビ「あさパラS」（土曜午前9時25分＝関西ローカル）に出演。リンゴ（63）とモモコ（61）が、この日で番組が最終回を迎える心境について語った。
同番組は「あさパラ！」として1996年4月にスタート。2021年に「あさパラS」へのリニューアルを経て1471回放送されたが、この日で29年の歴史に幕を閉じることになった。
番組の冒頭、リンゴは「なんで30年続かへんかったんやろう」と言うと、モモコも「中途半端や！」と笑いを誘った。
この日の番組には、過去にMCを務めていた日本バレーボール協会の川合俊一会長（62）や、レギュラーを務めてきたダイアン、小籔千豊（51）、ブラックマヨネーズの吉田敬（51）、紅しょうが、エルフ、藤崎マーケットら歴代の出演者が集結。番組やハイヒールとの思い出についてトークを繰り広げた。
さらに、歴代の番組スタッフやマネジャー、アナウンサー、モモコの夫や長男らも駆けつけてラストを見守った。
最後には、リンゴが「29年やらせていただきました。30年じゃなく、1500回でもなく、1471回ということでございましたけど…どうでしたか？」とモモコに問いかけた。
モモコは、番組開始時にはコンビでともに30代だったことを振り返り、「30から60になってるからね。2人合わせて120歳超えてしまってるからね。そんなに長い間やっていただいて。きょうも朝からいろんな人が『あさパラがなくなるの寂しい、土曜の朝どうしたらいいの』って言ってくれることが本当にうれしかったです。本当に、ハイヒールの一番の思い出の番組になったんじゃないかなと思っています。見ていただいてありがとうございました」とあいさつし、2人で頭を下げた。
続けて、モモコが「これで出えへんようになるわけちゃうから。他の局も出るから。全然、普通に働くから」と言うと、リンゴは「もしかしたら、来週から（ABCテレビの裏番組）『正義のミカタ』に出てるかも」とおどけ、モモコも「私は（MBSテレビの裏番組）『せやねん！』かな」と笑わせていた。
