
2月に24歳で亡くなった韓国の女優キム・セロンさんの遺族側が27日、故人が残したSNSの文字メッセージを公開し、未成年時代に俳優キム・スヒョン(37)と交わしたものと主張した。
キム・セロンさんの遺族側の法定代理人が同日、ソウル市内で開いた記者会見。「キム・セロンとキム・スヒョンが16年6月にやりとりしたカカオトークメッセージを公開します。キム・セロンさんは00年7月生まれなので、当時15歳だった」と、韓国で広く使われるSNSアプリ、カカオトークによるメッセージを公開した。
遺族が主張するメッセージのやりとりによると、キム・セロンさんは「私は撮影をまだ…すぐ終わらせてきます」と送り、キム・スヒョンは「行ってらっしゃい…ハハハ」と言ってハートの絵文字を送っている。またキム・セロンさんが「チュッ(ハート)」と送ると、キム・スヒョンは「実際にやってくれ、後でやってくれ。これも禁止か」と返した。キム・セロンさんは「禁止じゃないよ。あとでやってあげる」と返し、キム・スヒョンは「やった」と返信している。
他にキム・セロンさんが「私に会いたい? 会いたくない?」と送ると、キム・スヒョンが「君はかわいい、そんな質問をするから」と返信しているとのやりとりも。またキム・スヒョンが「いつ、君を抱いてねれるかな? そうすると、ぐっすり眠れるのに」と送ると、キム・セロンさんは「それは許可してあげる」と返した。
キム・セロンさんの遺族側は「こういう証拠があるのに、キム・スヒョンは未成年者のキム・セロンと交際をしなかったと主張している。(公開した)カカオトーク原本は個人情報を隠さなければならない部分があり、その部分を除いて再構成した内容です。ない内容を組み立てたわけではない」と強調した。
キム・スヒョン側は「故キム・セロンが成人になった後に交際した」という立場を取っている。