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NHK会長、視聴率苦戦「おむすび」に「好評な意見も残念という意見もある」次期朝ドラにも期待


NHKの稲葉延雄会長が3月の会長会見で、連続テレビ小説『おむすび』と新作『あんぱん』について印象と期待を語りました。『おむすび』は橋本環奈主演で平成のギャルを主人公に、震災やコロナを背景に頑張る姿が共感を呼びましたが、視聴率は苦戦しています。一方、『あんぱん』では今田美桜が主演し、戦前・戦後の激動の時代を生きた夫妻の物語を描きます。稲葉会長は、多様化する視聴者の意見を大切にし、見応えのある番組作りを重要視していると述べ、『あんぱん』が朝に元気を与えるようなドラマになることを期待しています。

NHKの稲葉延雄会長(2023年1月撮影)

NHKは25日、都内の同局で3月の会長会見を行い、稲葉延雄会長が連続テレビ小説「おむすび」と31日から始まる「あんぱん」について印象や期待を語った。

現在放送中の橋本環奈(26)主演「おむすび」については「多くの皆さんから温かい意見を頂いた。平成の時代、震災やコロナとかいろいろあったけど、主人公が頑張る姿にみなさん共感されたんじゃないかな」と感想を述べた。主人公が平成のギャルという斬新な設定で注目を集めたが、視聴率は苦戦が強いられた。稲葉会長は放送形態が多様化していることにも触れつつ「視聴者からは好評な意見もあるし、残念という意見もある。そういったものを1つ1つ大事に受け止めて、見応えのある番組を作っていくことが大事だと思う」と受け止めた。

今田美桜(28)が主演する「あんぱん」について「今度は戦前、戦後、激動の時代を頑張ってこられた夫妻の話。1日の始まりに元気が出る朝ドラになるのでは。やなせさんが平和への思いを抱きながらお仕事してきたと存じているのでそのあたりが出たら良いなと思います」と期待を込めた。

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