
俳優森田健作(75)が24日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。1971年に主演した日本テレビ系「おれは男だ!」(1971年)で歌っていた「さらば涙と言おう」に救われたと話した。
森田は39年ぶりの「徹子の部屋」出演で、前回出演時は36歳だった。黒柳徹子(91)が「あなたは『おれは男だ!』など数々の青春ドラマに出演して大人気に…」と話している途中で「さらば涙と言おう」がスタジオに流れてきた。黒柳が「わあ、スゴい、ね、これ」と感激した。
森田は「まさしくこの青春ドラマをやっているころ、私の青春でした」と語った。黒柳は「今もこの曲が大好きなんですってね?」と尋ねた。森田は「もちろんです。『おれは男だ!』このドラマをやらせていただいたのが一生の誇りでございます」と話した。
そして「特にこの『さらば涙と言おう』は阿久悠先生が(歌詞を)つくってくださって、そしてその中でですね…青春の勲章はくじけない心だ、ってね…もう、これが私、大好きでね」と膝をぴしゃんと打って豪快に笑った。
さらに「私ね、俳優になっていろんな世界も見てきましたけれども、つらかったり落ち込んだりした時は、お風呂の中に入って、この一節を歌うんですよ」と楽しそうにしゃべり「お風呂、湿気が多いじゃないですか、また歌がうまく聞こえるんですよ」と手ぶりを交えて話した。この一節を風呂場で歌って「よし、明日も頑張ろう…なんて、よく自分を鼓舞しておりました」と話した。