
安田大サーカスのクロちゃん(48)が23日、都内で、19日に発売した恋愛小説家デビュー作「クロ恋。」(双葉社)出版記念記者会見を開いた。席上に、親友の高橋みなみ(33)がサプライズで駆けつけ「10年くらい、長いこと友達やっているけど、連れてきた女性…リチしかいなかったからなぁ」と暴露された。
クロちゃんは、TBS系で1月22日に放送された「水曜日のダウンタウン」(午後10時)の企画「新春クロちゃんリアル人生すごろく」で、2年間も付き合ったアイドルグループ「都内某所」の元メンバーでタレントのリチ(28)にプロポーズしたが、失敗に終わった。手元には、163万4600円で購入した婚約指輪が残った。
クロちゃんはトークの中で、リチへのプロポーズに失敗した際「帰ろうとした時、イチかバチかで『だったら付き合う時に渡した34万の指輪、返せ!』と言ったら速攻で返ってきてビックリした」と、交際を機に買った指輪まで返させたと声を大にした。それでも「(別れた)翌日、『友達になりたい』と言ったら、なってくれた」とも明かしたが、高橋は「どっちも、いかれてるんだよな」と失笑された。
クロちゃんは、この日も婚約指輪を手にしており、高橋から「中古だから。この指輪、どうするつもり?」と聞かれると「次、使う子にあげて…」と、次の出会いの際に使い回しすると即答した。高橋から「絶対、嫌だ。まじ、呪いの指輪やん。ロードオブザリングなの? 何なの?」と突っ込まれても「私、あげますけど、別れてしまったら返してもらうから!」と言い張った。高橋からは「怖い。キャリーオーバーみたい…なんで、返してもらおうとするの? 本当に、そんなことすると次、ないよ! リチが最後の恋だって言ったでしょう、私は。」とダメ出しされた。
「クロ恋。」は、4つの恋愛短編で構成されている。「恋愛博士の異常な愛情」「地球最期の日」「揺れる」「LV.17の勇者」は、実体験を元にストーリーが展開される。高橋は、最も良かった作品について聞かれると「LV.17の勇者」と即答。「気持ち悪かったし引いたけど、1番、良かった。青春時代の、ひん曲がったところとか、クロの主人公体質が凝縮されてるけど報われる。うまいじゃん、と。読んでいると、脳裏に、ずっとクロが語りかけてくる感じで読んでいる…嫌だね」と笑った。
クロちゃんは、質疑応答で「映画化は?」と聞かれると「もしかしたら…ちょっと、まぁ、いろいろあるんですど、まだないです」と笑った。リチに渡したかと聞かれると「まだ渡せていない。今後、渡す。感想を聞きたい。正直、ほれ直すと思いますよね。本の中の僕は今までと違う。文学的なものとか+αになっている。見た後のリチが楽しみ」と自信満々の様子だった。