
ジャーナリストの立岩陽一郎氏が18日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。いしだあゆみさんが3月11日に甲状腺機能低下症のため76歳で亡くなったことについて、「歌手であることは知っているけど。役者としては、それは何と言っても、高倉健主演の『駅 STATION(1981年公開)』ですよ」と強調した。
同映画で、いしださんは、北海道警の警察官を演じた高倉健さんの元妻役だった。離婚し、駅で列車に乗って別れるシーンで登場する。
「40数年前だったと思う。あの映画は高倉健さんと倍賞千恵子さんをメインにしたはず。そんな長い時間じゃないですけど、そこに出てくるいじたあゆみさんの駅で、涙を流しながら耐えて笑顔を見せる。忘れられないですね。数分だと思うんですけど、あの演技。すばらしい役者なんだと思いました」と、回想していた。