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米アカデミー賞、ノミネートの日本3作品受賞逃す 伊藤詩織監督作品の国内上映まだ決まらず


第95回アカデミー賞で、日本から3作品がノミネートされるも受賞を逃した。伊藤詩織監督の「Black Box Diaries」は、彼女が元TBS記者から受けた性的暴行についてのドキュメンタリーで、史上初の日本人監督作品のノミネートとなった。同作は国際的に評価を受けているが、国内での上映が問題視され、未定となっている。他にも山崎エマ監督の「Instruments of a Beating Heart」と西尾大介監督の「あめだま」がノミネートされた。一方、最多の栄冠を手にしたのはショーン・ベイカー監督の「ANORA アノーラ」で、作品賞や監督賞などを含む5部門を受賞した。

米アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた「あめだま」

米アカデミー賞授賞式が2日(日本時間3日)、ロサンゼルスで行われた。日本からは、長編ドキュメンタリー賞に伊藤詩織監督(35)の「Black Box Diaries」、短編ドキュメンタリー賞に「Instruments of a Beating Heart」(山崎エマ監督)、短編アニメーション賞に「あめだま」(西尾大介監督)と3作品がノミネートされたが受賞を逃した。

「Black-」は、伊藤監督が15年4月に元TBS記者の男性から受けた性的暴行被害について、自ら調査に乗り出す様子を6年にわたり記録。日本人監督作品のノミネートは史上初だった。50を超える国と地域で上映、配信される一方、裁判手続き以外の場で使用しないと誓約したホテルの防犯カメラ映像の使用など問題点を指摘され、国内の上映が決まっていない。

米映画「ANORA アノーラ」(ショーン・ベイカー監督)が作品賞、監督賞など最多5冠に輝いた。

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