
昨年10月に76歳で亡くなった西田敏行さんのお別れの会が18日、東京・増上寺でしめやかに執り行われ、弔辞を読んだ脚本家の三谷幸喜氏(63)が囲み取材に応じた。
三谷氏は、西田さんについて「とにかくアドリブがすばらしい。西田さんとしてのアドリブではなく、役としてのアドリブだった」と回想。生前、西田さんは「もう1度舞台に出たい」と言っていたといい「舞台出身の方ですから。僕も西田さんの舞台を見たいし一緒に作りたいと思って、いろいろ企画を考えていた。それが実現しなかったのが残念だった」と、別れを惜しんだ。
西田さんは、映画「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」「清須会議」など、多くの三谷作品に出演。三谷氏が脚本を担当し、22年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演して後白河法皇を演じ、強烈な印象を残した。