女優の松たか子（47）とSixTONESの松村北斗（29）が17日、都内で映画「ファーストキス 1ST KISS」（塚原あゆ子監督、公開中）大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
坂元裕二氏（57）が脚本を手がけた今作は、夫婦生活がすれ違い離婚話も出ていた夫（松村）を突然の事故で失った妻（松）が、2人が出会った15年前の夏にタイムトラベルし、事故死してしまう未来を変えようと奔走する物語。
2人は映画のタイトルにちなみ、挑戦してみたい「ファースト○○」についてトーク。松は「ファースト終点」とし「電車とかバスの終点まで乗ってみたい」と理由を語った。「必要なエネルギーでしか移動や行動ってしないんですけど、『これなんだろう』みたいな時間をつくったら、どうなるんだろう。大人になって、『いらないな』って思ったことをもう1回拾ってみるのも良いのかなって」と描いた。
松村は「ファーストうどんです」と回答。松のそばの食べ方が美しいと業界内でうわさされていたことに触れ「以前、松さんと一緒におそばを食べに行かせて頂いて、本当に音が全く鳴らなくて驚いたんです」と回想。「ぜひ、松さんとうどんを食べに行きたい。うどんも無音でいけるのか？と」と興味津々。松は「平和な実験。音が出るとか出ないとか…おいしく食べれば良いじゃないですか」と照れくさそうに笑った。
2人が夫婦を演じた同作は、7日から16日までの公開10日間で興収7・7億円、動員数54万人の大ヒットを記録。松村は自身の感想として「すごく残酷で優しくて美しい映画」とし「世代によって、どういう人間関係を築いているかによって、いろんな感想が出ると思います。ぼくとしても興味があるので、ぜひたくさんの方に見て頂いて、街角でも何でもたくさん感想が聞きたいと思います」と呼びかけた。松は「大切な人と見て頂いてもいいんでしょうが、1人で見ても良いし、映画館の空間で知らない誰かと共有したり、それぞれ楽しんで頂ければ」と語った。
