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フジテレビ親会社「新たな大株主」の目線は「もっといい会社になっていく」モーニングショー識者


企業法務の専門家である結城東輝弁護士が「羽鳥慎一モーニングショー」で、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株価上昇についてコメントしました。FMHの株価は年初から58%上昇し、この背景にレオス・キャピタルワークス社が250億円を投じて約5%の株式を取得したことがあるとされます。レオス社の藤野英人社長は、目的は純投資であるとし、不動産の価値と収益性を重視していると説明しています。また、結城弁護士はFMHの不動産事業の高い利益率に触れつつ、経営の集中と選択が必要であると指摘しました。この投資にはFMHの潜在能力を評価する投資家の期待が背景にあると考えられ、今後の株価上昇が見込まれています。

フジテレビ(2025年1月撮影)

企業法務に詳しい弁護士の結城東輝氏が、13日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。中居正広氏の女性トラブルをめぐる騒動で揺れるフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の株価上昇と「新たな大株主登場」についてコメントした。

番組では「新たな大株主登場 正体と狙い」と題して、FMHの株価が年初から58%上昇となる2718円に達したことや、その要因として資産運用会社レオス・キャピタルワークス(以下レオス社)が、先月~今月にかけて250億円を投じてFMHの株式約5%を保有したことを紹介。レオス社の藤野英人社長が「目的は純投資。元々国内のメディア株全般は割安だと考えていた」と説明し、FMHの不動産の価値、収益を評価していることや「株主提案などをすることはない。議案が出てきたら個別に判断する」と語っていることも伝えた。

結城氏は、藤野氏の人物像について「金融分野で企業法務やっていたり投資をやっている方は皆さんご存じの、知る人ぞ知るという方だと思う。基本的には投資家として、この会社は投資すべき会社なんだと判断されている」と紹介。「年明け以降のFMHの株価の急騰のしかたって、ただただ個人投資家の注目を集めているだけで上がるような上がり幅ではなかったので、どなたか、かなり大規模に買っていないといけないぐらい急騰していた。今回、5%を超えて大量保有報告という形で開示された中では、なるほどレオスさんが買っていらっしゃったんだ、ということが分かって、投資家界隈もだいぶ納得された、なるほど、ここ投資されていたとよく分かった状況」と現状を語った。

レオス社による株式取得については「藤野さんが指摘されているFMHの潜在的な能力というのは、おそらく投資家としてもみんな考えていて、FMHって、いろんな事業をやっている中で、不動産の利益ってものすごく大きいんですよ。フジテレビではなく、不動産がすごく多くて、営業利益ベースでも大半が不動産から出ている。にもかかわらず、それだけの利益が出ているのに、株価が伸び悩んでいるということは、なんらかシナジーが生まれているのに、たくさん事業をやりすぎていて、株価がかなり割り引きされて考えられたりしているので、どうにか経営陣がしっかり刷新されてうまく集中と選択をやっていけば、もっと株価が反映されていい会社になっていくんじゃないか、というのが投資家としての目線であると思う」と指摘した。

司会の羽鳥慎一から「期待ができる会社である」と合いの手を入れられると、結城氏は「はい。まだまだ割安なんだと思う、実力値に比べて」とまとめた。

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