starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

角野卓造「渡鬼」長ぜりふで橋田壽賀子氏の意図説明「主婦は…」共演者も「恐ろしい、あの番組」


俳優の角野卓造がフジテレビ番組「ぽかぽか」に出演し、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」での長セリフについて語った。橋田壽賀子氏の脚本スタイルは、主婦が他の作業をしていても内容がわかるように、セリフを目ではなく耳でしっかり理解できるようにしているという。角野は、実際には非常に長いセリフも、映像ではスムーズに聞こえることに驚きを表した。また、出演者はセリフをリハーサル前にすべて覚え、本番に挑むことが当たり前のようになっていると、共演者の佐藤B作もコメントした。

角野卓造(22年1月撮影)

俳優角野卓造(76)が6日、フジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に生出演。TBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(1990~2011年)シリーズでの長ゼリフについて語った。

MCハライチ澤部佑(38)から「橋田(壽賀子)先生のセリフは長い、って聞いた事はありますが」と問いかけると角野は「(橋田)先生は『普通の主婦はずっと座ってテレビの前で見てられないから、ご主人がお茶、って言ったら台所に立たなきゃいけない。セリフさえ聞こえていれば、お話は全部分かる』って。だから、目で(視線を置く)ではなく、全部口にする。間とかテンテンテン(……)とかないんですよ」と話し「全部台本見ると、字がザーーーっと書いてある」と語った。

レギュラーらが「エー」と驚くのを尻目に角野は「ところがね、人、ってこんなにしゃべるかなと思う」と話してスタジオを笑わせた。そして続けて「オンエアを見ると、まったく違和感ない。何にも違和感なくセリフがスーっと聞こえてくる」とドラマの演技を見てふに落ちたと話した。

MCハライチ岩井勇気(38)が「それは編集されて違和感がなくなっている、ってことなんですか」と問うと、ゲストで同作にも出演した俳優佐藤B作(75)が「撮った分、そのまま流れるよね」と答えた。角野も「間、カットするとかまったくない」と話した。島崎和歌子(51)が「どうやって覚えるんですか」と聞くと佐藤は「いやー、大変だよ。オレはたまにしか出ないんだけどさ。一人でお店訪ねてさ、突然酒飲んで5~6ページ、わーっと(セリフをいって)どんな人間なんだよ。本当に時間かかるんだよ」とボヤいていた。

「渡る世間は鬼ばかり」は本番の2日前にリハーサルがあって、出演者はリハーサルでは全員がセリフが頭の中に入っていて、リハーサルの時点で誰も台本は持っていないという。佐藤は「リハーサルのときはみんな完璧だからね。恐ろしいよ、あの番組は」と漏らした。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.