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元テレ朝アナの弁護士が推察、フジ会見不発理由「トップが偉すぎると社会にどう見えるかより…」


元テレビ朝日アナウンサーで現弁護士の西脇亨輔氏が、日本テレビの番組『情報ライブ ミヤネ屋』に出演し、中居正広の女性トラブルに巻き込まれたフジテレビの対応についての記者会見を批判しました。彼は、会社のトップを意識するあまり、記者会見が真に社会に対してどう映るかよりも、トップに不快感を与えないことを優先した演出に終始したと指摘しました。今回の会見では、フジテレビは外部の弁護士による調査委員会を設ける方針を示したものの、具体的な対応については明言を避け、会見が不発に終わりました。

テレビ朝日

元テレビ朝日アナウンサーで、現在は弁護士の西脇亨輔氏(54)が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。中居正広(52)の女性トラブルにフジテレビの社員が関与したなどとする報道をめぐり、同局の港浩一社長らが出席した記者会見について言及した。

西脇氏は会見が不発に終わった理由を推察した。「トップが偉すぎる会社とか、トップが強すぎる会社って、どうしても現場の人がついつい、それをおもんぱかってしまう」と前置きした上で「視線がトップに向かってしまって、この会見が世間とか社会にどう見えるかというよりも、トップの人が心地いい会見を演出するには、どうしたらいいだろう? トップの人が不愉快じゃない時間を1時間半演出するにはどうしたらいいんだろうとか、つい考えてしまったりとか。そういったこととかあり得なくない」と語った。

フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。

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