元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏が18日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演。中居正広(52)をめぐる女性トラブルについて、フジテレビ社員の関与疑惑が一部で報じられたことなどについて、同局港浩一社長らが会見した件について解説するなどした。菊間氏はフジテレビの顧問弁護士でもあるが、今回の件については「まったく相談を受けてない」としている。
港社長らは17日に会見し「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」などと謝罪。第三者の弁護士を中心とする調査委員会の立ち上げを明言するなどした。
この日、同番組ではこの件を冒頭で特集。中居と女性のトラブルをめぐるフジ社員の関与疑惑などが一部で報じられていることなどについて伝えた。
菊間氏はその流れで「アナウンサーのOBとしては、誰かと食事に行ったことでレギュラーをとるとかね、そんな仕事じゃないんですよ。アナウンサーって。やっぱりみなさん一生懸命努力してアナウンス技術磨いて取材先の信頼を勝ち得て、視聴者のかたから支持を受けながら、すべてのアナウンサーは画面に出て活動しているわけだから、そこをなんかヘンに今誤解している風潮がすごく嫌だなと思うのと、アナウンサーのみなさんはそこは真摯に仕事に向き合っていただいて、自信を持って画面に出ていって欲しいなと思います」ときっぱり述べた。
そこに、総合司会の脚本家三谷幸喜氏が「菊間さんが昔アナウンサーだったことはみんな知ってるのかな」とつぶやくと、菊間氏は「昔そうだったんです」と笑いながらリアクションしていた。
菊間氏は1995年フジテレビに入社しアナウンス室に配属。2007年に退社し、10年に司法試験合格。11年に弁護士登録した。各テレビ番組などでコメンテーターとしても活躍している。