木村拓哉(52)が27日放送のTBS系「The Time,」に生出演し、安住紳一郎アナに「フランス料理」トークを披露した。
木村は19年放送の同局系ドラマ「グランメゾン東京」の劇場版「グランメゾン・パリ」(30日公開)で共演する鈴木京香、沢村一樹と登場。映画では、木村が演じるシェフたちが、パリで三つ星レストランを目指して奮闘する。
通常金曜はお休みの安住アナだが、この日は自身が司会の「輝く!日本レコード大賞」(30日午後5時30分)告知などもあり番組出演。木村に対し「フランスは、フランス料理というのは本当に国の宝だと思っている。その分野を他の国から来た人がやるというのは、ちょっと向こうは警戒するということはあるんでしょうね、木村さん、どうなんでしょう」と問いかけた。
木村は「警戒というよりかは、作品の中にも出演者のセリフで出てくるんですけど、例えば『俺たちフランス人が日本ですし屋をやるってなった時に、いいマグロをお前らは提供してくれるのか』という返しをいただくシーンがあるんですけど、確かになあ、と思って」と説明した。
番組には、映画の料理監修を担当し、アジア人で初めてパリでミシュランフレンチ三つ星を獲得したRestaurant KEIの小林圭シェフもVTRで出演し、木村たちへの料理指導など映画の舞台裏を明かした。木村は小林氏のコメントもふまえ「今、KEIも行ってましたけど、本場パリという場所で、日本人の僕らが、フランス人を相手に海外のお客さまを相手に、フランス料理を作るっていう。そこが大きなハードルにもなっているんですけど、ハードルが高ければ高いほど、超えがいがある」と、映画の役柄の置かれた状況を語った。