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43歳芸人が「M-1」に泣けたワケ、審査員評を聞く26歳に感動「自分が言われてるみたい」


お笑いタレント岡野陽一が、TBSラジオの番組でM-1グランプリ2024について語り、特に印象的だった泣ける場面を明かしました。岡野が感動したのは、若手コンビ「ジョックロック」の話です。厳しい審査員から「ボケの方で笑いが起こるべき」とアドバイスを受けたジョックロックのゆうじろー(26歳)は、自分も批判を受けているように感じていました。しかし、意を決して「ボクが面白くなります!」と宣言し、その言葉に岡野は涙を流しました。空気階段と同じ劇場でネタを披露したジョックロックの姿に鈴木もぐらも感動し、共演者たちの心を打つ出来事となりました。ジョックロックは3度目のM-1挑戦で決勝に進出し、最終的には9位という結果でした。

岡野陽一(2020年12月撮影)

お笑いタレント岡野陽一(43)が24日、TBSラジオ「空気階段の踊り場」(月曜深夜0時)にゲスト生出演。漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で泣けた場面を明かした。

通常は収録だが、放送401回目のこの日は1週遅れで放送400回を記念し生放送。自然と話題は「M-1グランプリ」となった。岡野は「途中で感動したのがあって」と言い、ジョックロックの名前を挙げた。

「厳しめの審査員の方がね、全部ツッコミの方で笑いを取るシステムなのね。ボケのゆうじろーさん、26歳とかなのね。ボケの方で笑いが起きた方がいいってアドバイスをしてくださってた」と審査員たちの評価を回想した。

そして「めっちゃ若手でしょ。26歳なんて、僕が芸人が始めた歳ですから。15年前とかなんで」とゆうじろーをフォロー。その上で「(審査員)みんながネタのこと言ってるんだけど、ゆうじろー君の気持ちも分かるのよ。自分が言われてるみたいになる」と説明し、「ゆうじろー君は黙ってたんだけど、途中で『ボクが面白くなります!』って。俺、涙…」と打ち明けた。

この日、空気階段はジョックロックと同じ劇場でネタを披露したという。鈴木もぐらが「あいつ、劇場で一緒だったんですけど。漫才の出番始まった時に『今日からボクが面白くなる1日目です!』って」と証言すると、岡野は感動していた。

ジョックロック(吉本興業)は2022年、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校35期の福本ユウショウ(37)と同42期のゆうじろー(26)のピン芸人同士でコンビ結成。3度目の挑戦で初の決勝進出。9位で最終決戦には残れなかった。

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