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“令和のグラビアクイーン”沢口愛華「新幹線の中で号泣して書いた」自著会見で赤裸々吐露


“令和のグラビアクイーン”として知られる沢口愛華(21)が、自身のフォトエッセイ『沢口生活』の発売を記念して記者会見を開催。沢口は、フォトエッセイ執筆の過程で新幹線の中で号泣しながら執筆したことや、出版に対する思いを明かした。このエッセイは、写真を一切掲載しないという形で連載され、日常をテーマに彼女の体験がつづられている。沢口は、執筆を通して本の読み方が変わったという感想も述べた。また、今年はドラマ初主演を務めるなど多方面で活躍し、「やりたいことが全てできた」1年であったと振り返る。今後は、モータースポーツにも力を入れ、さらに成長したいと意気込みを語った。

「沢口愛華フォトエッセイ 沢口生活」記者会見を開いた沢口愛華(撮影・村上幸将)

“令和のグラビアクイーン”沢口愛華(21)が21日、都内で「沢口愛華フォトエッセイ 沢口生活」記者会見を開いた。席上で「新幹線の中で号泣して書いた」と自著への思いを赤裸々に語った。

「沢口愛華フォトエッセイ 沢口生活」は、月刊テレビ情報誌「B.L.T」(東京ニュース通信社)編集部が約2年前、沢口に「グラビア写真の掲載は一切なし」の条件で連載を打診し、受けた沢口が毎月、テーマを変えながら日常を文字に落とし込んできた。10月発売の同誌12月号で全25回の執筆を終えて今回、書籍化。新たに書き下ろしたエッセーは「グラビア」をテーマに6年間を振り返った。

沢口は「2年間で25回も書いたんだと。正直、振り返ってみて、何を書いたのか覚えていないことは、もどかしいと感じつつも、自分の思いをつづったものを25回も読んでもらえるのは、うれしい」と緊張の面持ちで語った。2年間の変化を聞かれると「本を読むことが好きで、普通に本を読む機会はあるんですけど、自分のエッセーに生かせないかな? みたいな感じで、変な視点を持ち純粋に楽しめなくなったのは寂しい。作家さんのどこが好きか、明確になったのは良かった」と語った。

書いた25本の中で「ホームタウン」には思い入れがあるという。「完璧に仕上げるのって本当に難しい。自分の感情を優先すべきか、作品性を優先すべきか…自分の中でまだ正解がつかめていない。技術よりも、自分の感情をむげにしてはいけないという瞬間があった。母親からもらった愛、ほやほやの中で新幹線の中で号泣して書いた。エッセーを書くのは、こうでいいじゃないかと納得した」と語った。

今年は、TOKYO MXで初主演ドラマ「サバエとヤッたら終わる」が放送されるなど、躍進の1年だった。「自分がやりたいと思っていたことが全部、できた気がする。女優業、文章を書くこと、好きなモータースポーツの仕事もできた。今まで頑張ってきたというのは、こういうことだったんだと答えが出て良かった1年。1個、手に入れられたと感じたら、もっと欲張りになってしまう。自分にスパルタになって、もっと、もっと自分の顔、名前を知ってもらうために、歯を食いしばる時」と語った。2025年の目標は「今、通っている自動車学校を卒業しマニュアル免許を取る。マニュアルを持っているぞ、というプライドの下、もっとモータースポーツの仕事ができれば」などと意気込んだ。

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