「第57回オリコン年間ランキング 2024」（集計期間＝23年12月25日～24年12月16日。オリコン調べ）が20日、発表され、Snow Manが「作品別売上数部門」で史上最多となる6冠を達成した。シングル、アルバム、映像作品の各分野で1位を獲得した。
シングルでは、期間内売上126・3万枚で「LOVE TRIGGER ／ We’ll go together」が1位。2位には「BREAKOUT ／ 君は僕のもの」が期間内売上113・3万枚でランクイン。1、2位独占は21年度に同グループが記録して以来、3年ぶりで2度目。100万枚超えで1位2位を独占したのは、男性アーティスト史上初。今年度の期間内売り上げで、ミリオンを記録した作品はこの2作品のみとなった。
アルバムでは、期間内売上116・2万枚で「RAYS」がトップ。アルバム作品で唯一の100万超えを達成し、ファーストアルバムからの4作連続累積ミリオン達成は、04年の宇多田ヒカル以来、20年7カ月ぶりで令和初。宇多田に次ぐ史上3組目、男性アーティスト史上初の達成となった。
また、「RAYS」はデジタルダウンロード数、ストリーミング再生数をポイント換算で合算集計している合算アルバムでも1位を獲得した。
さらにDVD、BD（ブルーレイ）、ミュージックDVD・BD、の映像ランキング主要3部門では、23年12月に発売された音楽映像作品「Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME」が同時1位を獲得。DVDの期間内売上は32・1万枚、BDは52・4万枚、DVDとBDの合計売上は84・4万枚と「年間ランキング2024作品別売上数部門」6冠を達成した。
リーダーの岩本照（31）は「日頃支えてくださっている皆さまのおかげで受賞させていただき、光栄です。おめでとう。ありがとう。とみんなで言いあいたいです。感謝の気持ちと挑戦心を忘れずに、これからもみんなでたくさんの初を取りにいきたいと思っています」と喜びの声を寄せた。
Creepy Nutsはデジタルジャンルで躍進。「年間ランキング 2024作品別売上数部門」において、「デジタルシングル（単曲）ランキング」「年間ストリーミングランキング」「年間合算シングルランキング」の3つで年間1位。SNSから人気に火が付いた「Bling－Bang－Bang－Born」が支持を受けた形だ。DJ松永（34）とR－指定（33）は「聴いていただけてうれしいです！」とコメントした。
「年間デジタルアルバムランキング」は、Number＿iの「No．O －ring－」が1位を獲得した。神宮寺勇太（27）は「2025年もNumber＿iの音楽をより多くの方に届けられるよう頑張ります」とさらなる活躍を誓った。
同ランキングの「作品別売上数部門」主要10部門の各ランキング1位は、すべて男性アーティストが獲得した。
