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河野太郎氏「私が外国出身であるとか…」誹謗中傷アカウントへの開示命令発令を報告


河野太郎前デジタル相は、X(旧ツイッター)上で自身に対する誹謗中傷を行っていたアカウントについて、裁判所が発信者情報の開示命令を発令したことを明らかにしました。河野氏は中傷が自身とその家族に悪影響を及ぼしているとして、法的措置を取る意向を示しています。また、SNS上での中傷に対してはブロックを徹底し、法的手段を活用することの重要性を主張しました。河野氏は8月に自民党総裁選への出馬を表明し、もし総理総裁になった場合にもブロックを一貫して続けると述べています。

河野太郎氏(2021年9月撮影)

河野太郎前デジタル相が4日までにX(旧ツイッター)を更新。自身に関する誹謗中傷などを繰り返していたアカウントについて、開示命令が発令されたことを報告した。

河野氏は2日の投稿で「X上で根拠のないデマや誹謗中傷を繰り返していたアカウントについて、裁判所に発信者情報開示仮処分を申し立てた結果、開示命令が発令されました」と発表。「私が外国出身であるとか、外国で不当な利益をあげている、他国のために政治活動をしている等などのデマにより、私のみならず身内も誹謗中傷を受けることがありました。今後は、必要に応じて法的措置を取って参ります」とつづった。

河野氏は8月26日、自民党総裁選出馬を正式表明した会見の中で「SNS上で誹謗(ひぼう)中傷されたらブロックすることを、お勧めしたい。ブロックしたことを『何だ』といって批判をするのはおかしいと、声を大にして申し上げたい」などと主張。

9月1日に出演したフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」でも、もし総理総裁になった場合も、自身のX(旧ツイッター)に届く誹謗(ひぼう)中傷については、ブロックを継続する考えを示し「何らかの誹謗(ひぼう)中傷を止めないといけない。1つは法的な手段に訴えること。もう1つ簡単にできるのはブロックすること」などと持説を述べていた。

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