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【衆院選】石破総理が続投意思 テレ朝大下容子アナの切り込みには「まだ言及すべきではない」


2024年の選挙を控え、石破茂首相がテレビ朝日の「選挙ステーション」に生出演し、続投の意思を表明しました。大越キャスターからの厳しい状況に関する質問に対し、石破氏は「国民の判断を仰がねばならない」と前向きな姿勢を示しました。また、「政治とカネ」の問題に直面していることを認め、政策推進のため更なる努力を強調しました。党首討論やメディアを通じ政策を国民に伝えたとしつつも、問題点の理解促進が不十分だったと反省を述べました。自民党への不信蓄積に関する問いには、開票中であるため言及を控える姿勢を見せました。

【イラスト】衆院の解散時勢力

テレビ朝日「選挙ステーション2024」が27日放送され、石破茂首相(67)が生中継に出演した。

大越健介キャスター(63)の「厳しい状況ですが、これからも職責を全うするお考えですか?」という問いに対し、「それは、そういうことですね。真摯(しんし)に国民の皆さまのご判断を仰がねばなりません」と続投の意思を示した。「これから先何をやりたいか、選挙の時に申し上げてきたことでございます。今回、“政治とカネ”ということで、非常に厳しい審判をいただいたということですから」とし、「これから先、我々が掲げた政策をこれからどう進めていくのか、努力を最大限続けなくてはならない」と述べた。

また「期間が短く、国民に判断材料を示したい、と言ったことと矛盾したのでは」という質問には、「今回、党首討論が異例の長さで行われ、多くのメディアで政策討論もした。完璧ではないが、国民の皆さまに伝えるべきことは伝えたと思っている」とした上で、「ただし、かなり“政治とカネ”に集中したところがあって、そこをご理解いただく努力が、私どもに足りなかったと反省はしている」。

大下容子アナウンサーの「石破総理だけの責任ではなく、自民党の不信の蓄積はないでしょうか?」の鋭い切り込みには、「いろんな見方ができるが、まだ開票が続いている段階で、そういうことを言及すべきではない」と答えるにとどまった。

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