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【楽天】右肘手術の荘司康誠がキャッチボール再開「12月にブルペンの傾斜で投げられるくらいに」


楽天イーグルスの荘司康誠投手が右肘のクリーニング手術からの回復を順調に進めています。手術から2ヶ月が経過した11月2日、荘司投手は約20メートルの距離でキャッチボールを再開しました。彼は12月にはブルペンでの投球を目標にしていますが、状態を見ながら焦らずにリハビリを続ける方針です。プロ2年目のシーズンは、右膝違和感や体調不良、さらには右肘の不安定さに苦しみました。そのため、早期手術を決断し、試合復帰まで術後4カ月を見込んでいます。リハビリは順調に進行しており、秋季キャンプ中も別メニューで強度を徐々に上げる予定です。今後は肘の不安を取り除き、来年のキャンプまでにしっかり投げられることを目指しています。

キャッチボールする楽天荘司

右肘のクリーニング手術を受けた楽天荘司康誠投手(24)が2日、順調な回復ぶりを示した。

先週からネットスローを始め、9月2日の手術から2カ月となるこの日から約20メートルの距離でキャッチボールを再開。今後のプランとしては「12月にブルペンの傾斜で投げられるくらいになったらいいかなみたいなイメージはありますけど、そんな焦りすぎず、状態を見ながらやっていきたい」と語った。

プロ2年目は苦しいシーズンとなった。7試合に登板し、1勝4敗、防御率6・98。序盤の右膝違和感や体調不良に加え、右肘も万全ではなかった。「あの状態でやっていてもというところはあった。だったら、もう来年に向けてやった方がいいかな」と今後のキャリアを見据えて、手術を決断。試合復帰まで術後4カ月を要する見込みだが、ここまで経過は良好だ。

秋季キャンプはリハビリ組として別メニュー調整が続くが、徐々に強度を上げていく。「ちょうど(来年2月の)キャンプぐらいにはしっかり投げられていたら理想かな」と展望を明かした。「肘に不安なく投げられるんで、そこはプラスに捉えてやっていけたら」。剛腕復活は、そう遠くなさそうだ。【山田愛斗】

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