3人組ヒップホップグループ『KICK THE CAN CREW』のKREVA、LITTLE、MCUが11月22日、東京・赤坂サカスのSacas広場で『GPRESENTSLOVER’S COLLECTION スペシャルイベント』に登場した。
カシオ計算機株式会社が2017年のモデルのプロモーションとして22日から2018年2月25日まで『G-SHOCK BABY-G LOVER’S COLLECTIONツリー』を公開。その記念として、『KICK THE CAN CREW』がゲストとなった。
屋外であいにくの小雨模様のイベントとなったが、冒頭からライブが開催され14年ぶりの新作『KICK!』に収録されている『千%』とクリスマスを彩る名曲『クリスマス・イブRap』の2曲を披露し雨を吹き飛ばすような熱気を見せた。
司会から『クリスマス・イブRap』の思い出を問われ、KREVAは、「みなさん当然わかると思うんですけ、山下達郎さんの『クリスマス・イブ』をサンプリングしてて、昔達郎さんと同じレコード会社で、あいさつさせてもらった、その時は人生最速でお茶飲み干しちゃったよね。緊張しすぎて(笑)。それを経て今年の夏フェスで、達郎さんと一緒の日があってご挨拶させてもらったんですけど、その時しっかり会話させて頂きました。『ありがとうございます』ということと、『活動復活したので、これからも歌わせてもらえれば』と思いますということをお伝えしたら、すごいポジティブな反応をしてくださりました。その時嬉しかったです。その後楽屋帰ってから お茶飲みました(笑)」と、秘話とともに語られることも。
そんな3人のクリスマスの思い出について、KREVAは、母親がクリスマスをしっかりする人だったらしく、子供の頃の心温まるほのぼのエピソードを。LITTLEは「うちのパパはサンタ用のプレゼントとパパ用のプレゼントと分けてくれて、疑ったことがなかったので、わりと小6とかまでサンタ信じてました」と、親がうまくやっていたそうで、MCUは、5歳になる娘がクリスマスと誕生日に近いことなどを明かしていた。
さらにG-SHOCKの思い出については、「ちょっとね、俺がKICK THE CAN CREWのG-SHOCK担当なんです」と切り出したKREVA。「学生の時はお金なくて買えなかったのですけど、最初にゲットしたのはB-BOY PARKのフリースタイルMCバトルで、その景品がG-SHOCKだったんですよ。それから時を経て、ラジオに出た時に、銀と黒のやつを頂いたんですよ。それをヘビロテしてます」と、愛用しているそうだ。
ほかにも、初めての点灯式を行ったという3人に感想を尋ねてみると、MCUは「本当に初の経験だったので、それをやれたことだけで嬉しかったのです」と感激しているようで、KREVAは「いやー、雨降んなければよかったですけどね。でも集まってくれた人に感謝したいです」とお礼。LITTLEは「この『クリスマス・イブRap』を歌ってたからだと思うんですけど、復活してよかったです」と、しみじみだった。